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第九回 地霊星医院(9-6) (第2/2页)
と」
「しかし、陆萌亚をどう捜そうかのう?」
鲁乗が首を捻る。
「私が捜すわ」
そう言ったのは、萍鹤だった。雷先が颔く。
「何だか自信がありそうだな。よし、頼むぞ。ただ、谁か一人、钢先についてやらないと」
鲁乗が手を挙げて、
「わしが残る。钢先に薬草を煎じてやらんとな。そういうのは得意じゃ」
役割が决まって、雷先、李秀、萍鹤、百威は宿を出た。鲁乗は薬草を取りだし、分量を量り始める。
そのとき、ずっと寝ていた钢先が口を开いた。
「すまないな、こんなことになって」
「おう、気が付いたか。なあに、ずいぶん无理をしてきたんじゃ、ゆっくり休め」
そう言って、鲁乗は状况を説明した。
钢先は水を饮んで、また寝台に寝る。
「しかし、残ってくれたのが鲁乗でよかった。ちょっと话したいことがあったんだ」
「なんじゃい、改まって」
鲁乗は手际よく薬草を煎じながら讯く。
「あんたに、この一行の副団长になってもらいたい。みんなにもそう言っておく。そうした方が、何かあったときにも混乱を防げる」
「钢先、お主……自分がSiんだ场合を考えているのか」
鲁乗が深刻な声で言った。钢先は苦笑する。
「みんな、旅の目的がバラバラだからな。もし俺がいなくなったら、安全に解散させてくれ」
「その前に、副団长ならば、団长をSiなせないように努めねばな」
そう言って鲁乗は、汤気の立つ煎じ薬を差し出した。
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